なぜこの古民家を選んだのか
白馬で暮らし始めて6年ほど経った頃に Tamaki と出会いました。状態は良くありませんでしたが、日当たりが良く、谷を見渡す場所と大きな木組みに強く惹かれ、この家なら再生する価値があると感じました。
1880年代から白馬村神城に建つ古民家 Tamaki を、太い古材と伝統的な意匠を残しながら再生しました。現在は最大8名で宿泊できる一棟貸しの貸別荘として、白馬五竜から車で約5分の場所でお迎えしています。
Tamaki は1880年代からこの場所に立っています。木組みはもともと約4km離れた集落の別の場所に建っていたため、木組みそのものの正確な年代は分かっていません。多くの古材には、ちょうなで加工した「なぐり」と呼ばれる独特のすくい跡が残っています。
購入当時は断熱材がなく、いくつかの部屋では床が落ち、土台や柱脚にも大きな傷みがありました。2007年の再生では家を木組みだけの状態まで解体し、約1.5mジャッキアップ。その下に全面的なコンクリート基礎を造り、傷んだ柱脚を修理しました。古い木組みを新しい基礎に戻した後、その周囲に現代の家を組み上げました。
新しい材料も多く使いましたが、和室の障子、床の間の飾り材、古い建具や雪見障子など、再利用できるものはできる限り残しました。檜の浴槽、和紙照明、古家具なども加え、古民家らしい雰囲気と現代的な快適さの両立を目指しました。
Tamaki という名前には「輪」「巡り」という意味があります。家は何世代もの暮らしを経て、私たちの家族の住まいとなり、現在は白馬を訪れる方に一棟貸しで宿泊していただく新しい巡りを迎えています。
白馬で暮らし始めて6年ほど経った頃に Tamaki と出会いました。状態は良くありませんでしたが、日当たりが良く、谷を見渡す場所と大きな木組みに強く惹かれ、この家なら再生する価値があると感じました。
今の Tamaki は、古い木組みを主役にしながら、暖かく明るく、実際に快適に過ごせる家です。広いキッチン、薪ストーブ、床暖房、エアコン、2つの浴室、高速Wi-Fiを備え、家族やグループの連泊にも対応できます。
ここでは、購入直後から2007年の大規模な古民家再生工事までの写真をご紹介します。古い木組みを残して家をほぼ骨組みまで解体する、いわゆる「スケルトンリフォーム」に近い工事でした。
購入時の家には、1960〜70年代に加えられた間仕切りや建材、隙間風の入る窓、トタンで覆われた茅葺き屋根など、多くの後年の改変がありました。私たちはそうした部分を取り除き、古い木組みを残して、暖かく明るく安全な家で包み直しました。雪国の古民家を特徴づける太い古材は削らず、煤を落として艶消しのクリア塗装を施しています。

外観は再生時に新しく造りました。屋根は近隣の古い家に見られる形を参考にし、色も背後の針葉樹林になじむよう選びました。藁色の塗り壁は、蔵の土壁に使われる黄色い土を意識しています。

伝統的な日本家屋では台所が家の奥に置かれることが多いのですが、Tamaki では朝日が入る南東側に広いキッチンを配置しました。古い建築を尊重しながらも、現代の宿泊や暮らしに使いやすい間取りを優先しています。
古材、障子、和室と、現代の設備が共存する現在の Tamaki です。
Rental Farmhouse Tamaki は長野県白馬村神城にあります。白馬五竜へは車で約5分、八方や岩岳など白馬バレー各エリアへのアクセスにも便利です。冬のスキーだけでなく、グリーンシーズンのハイキング、サイクリング、温泉めぐりにも利用できます。
ホテルや一般的なコテージとは少し違い、白馬の歴史や日本建築を感じられる古民家を一棟まるごと貸し切って過ごせることが Tamaki の特徴です。最大8名まで、家族旅行や友人グループ、連泊にもご利用いただけます。

Rental Farmhouse Tamaki は3つの寝室と伝統的な和室で最大8名まで宿泊できます。空室状況をご確認のうえ、公式サイトから直接ご予約いただけます。